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地域の魅力

Introducing

Setouchi

瀬戸内クロスロードは、文字通り、「十字」の形をした道が交差する尾道市を表しています。尾道は、古来より海運の高速道路であった瀬戸内海の中心にある港町として、北海道の昆布や魚を西日本に運び、西日本の酒や調味料を東日本に運ぶ流通のハブ拠点でした。

現代では、本州と四国を結ぶ3つの大きな橋のうち自転車で渡れる唯一の橋である「しまなみ海道」の北の出発点として世界中からサイクリストが訪れます(レンタルサイクル・自家用バイクを含めると年間30万台の利用が記録されている)。

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尾道市の観光客は、2023年に推定で658万3千人で、外国人観光客数は過去最多の37万人を記録し、広島市に次ぐ第2位です。

国内外問わず大人気の観光地ですが、サムライ文化と醸造発酵文化を同時に体験できる魅力的な場所であることは、あまり知られていません。

尾道が所在する広島備後エリアは、戦国時代からその時の為政者が政治と経済の要衝として重視してきました。特に、瀬戸内海沿岸部の諸豪族と連携(ときに敵対)して、威勢を誇った村上水軍はサムライ海賊として著名であり、西日本のサムライ文化を語る際に欠かせない様々な逸話やテーマを提供してくれます。

瀬戸内海は、彼らの存在により日本の他の地域と異なったサムライ文化を伝承することとなりました。

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愛媛県も広島県と同様に温暖な気候で、数多くの柑橘類を栽培する農地がたくさん広がっています。日本酒、味噌、醤油、酢などの独自の醸造文化が育ちました。日本は寒い地域でもそれぞれ独自の醸造文化が育まれてきましたが、温暖地帯ならではの太陽が他の地域にはない甘みと旨味を醸します。

四国には西日本最高峰の霊峰である石鎚山と、山を中心にした山岳信仰(修験道)がいまなお伝承されている特異な地域が数多く存在します。平安時代に日本における密教の基礎を作った弘法大師ゆかりの88カ所の寺社を巡る四国八十八カ所巡礼は、世界から巡礼者が訪れます。

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尾道市を交差点とする地理的な十字路。そして、サムライ文化、醸造文化に代表される瀬戸内の文化的な十字路。

この二つを掛け合わせた「Setouchi SAMURAI Brewed Crossroad」は、歴史と文化の息づかいとともに、心も身体も満足できる格別な瞬間を提供します。

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800年前~400年前まではサムライ海賊が制海権を握っていた瀬戸内海も、今では世界中からその景色と食事、文化体験を愛するセレブリティが訪れるリゾート地になっています。

尾道市(広島)と今治市(愛媛)の間に点在する島々は、潮流の速さ、製塩技術、漁業、海運の発展、独自のサムライ文化、醸造文化、発酵食文化、日本食文化などを生み出しました。 そして、それらが橋で結ばれた1999年以降、本州(広島県)から四国(愛媛県)に自転車、バイク、車で渡ることが可能になりました。そのことで、瀬戸内海を横軸、しまなみ海道を縦軸とする大きな「十字」が完成しました。

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